2021-05-18 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
一枚目の資料の左側の水色のところにありますEUのファーム・ツー・フォークという戦略、これを見ていただきたいんですが、ファーム・ツー・フォークですから畑からナイフとフォークということで、畑から食べるところまでという、食卓までということなんですが、これについてマスコミが、日本のみどりの食料システム戦略はEUのファーム・ツー・フォーク戦略のコピペじゃないかと、日本の農業現場から見ればとんちんかんな内容だと
一枚目の資料の左側の水色のところにありますEUのファーム・ツー・フォークという戦略、これを見ていただきたいんですが、ファーム・ツー・フォークですから畑からナイフとフォークということで、畑から食べるところまでという、食卓までということなんですが、これについてマスコミが、日本のみどりの食料システム戦略はEUのファーム・ツー・フォーク戦略のコピペじゃないかと、日本の農業現場から見ればとんちんかんな内容だと
有機農業は、二〇五〇年までにオーガニック市場を拡大しつつ、有機農業面積を全体の二五%に当たる百万ヘクタールまで拡大する方針を固めたとのことですが、EUのファーム・ツー・フォーク戦略では二〇三〇年に有機農業を二五%に拡大すると明確にしています。日本は二十年遅れとなりますが、数値目標を明確にすることは一歩も二歩も前進できてすばらしいことだと思います。
この検討チームの資料を見ましたが、EUのファーム・ツー・フォーク戦略は、この有機農業を広げていきたい身としてはすばらしいなと思いました。この戦略では、二〇三〇年までに農薬の使用及びリスクを五〇%減少、農地の二五%を有機農業とするなどと具体的な数値が示されています。 現在、日本はグリホサートを始めとする残留農薬の規制がEU各国に比べて逆行しているように思います。